本づくりプロジェクト

講談社 本づくりプロジェクト第三弾

橋爪駿輝
『楽しかったよね』
カバー写真募集!

「楽しかったよね」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?

“よね”というくらいですから、終わってしまった寂しさを含んだ記憶でしょうか。それとも全く新しい一歩を踏み出すための何かでしょうか。
『スクロール』でデビューした橋爪駿輝氏の第2作『楽しかったよね』は、10代~20代の“今”を生きる男女の物語です。共感したり、苦々しく思ったり、胸がざわついたり、様々な感情がわき起こる作品です。
今回は本作の中の一編「恋と革命」を読んでいただき、そこからみなさまが思い描かれる「楽しかったよね」のイメージ写真を募集し、カバーに使わせていただきたいと考えております。

素敵な写真をお待ちしております。ぜひふるってご応募下さい。

本づくりプロジェクト第三弾

『楽しかったよね』カバー写真決定!!

受賞者 吉川然さん

■著者コメント
暗闇に走る閃光の様が、刹那の青春とその移ろいを表し、カラフルな色彩からそれぞれの登場人物の想いや虚しさを感じました。「青春」というこの小説のテーマを光のみで表現するという大胆な試みと企みに脱帽でした。
写真とは本当に奥深いものですね。
吉川然さんを始め、今回写真を撮ってくださった沢山の方々に心から感謝です。
おかげさまでこの企画を通して写真というものが好きになりました。
有難うございました。橋爪駿輝
■講評
『楽しかったよね』の中から、「恋と革命」というタイトルの中編をお読みいただき、そこからイメージされる写真を今回は募集いたしました。「恋と革命」は引きこもりになってしまった高校生と、SNSで知り合った女の子との淡い恋の物語です。この作品の一場面を切り取ったものだけではなく、そこから独自の世界を広げていると感じた作品を選ばせていただきました。装幀家の池田進吾さんと何点か選んだ上で、実際にデザインラフを作成し、その上で吉川然さんの写真となりました。
■装幀家:池田進吾氏コメント
一点一点見ていくなか確実に引っかかりを持った。その瞬間を捉え写したものはすでに過去となるが、ひたすら現在進行形なのである。もはや写真でもない。写真はその時を記録し過ぎ去ったものとするがそうはなっていない。今なのである。撮った瞬間、写真という概念のものではない何かに変わっているように思う。写されたものが独自の世界を持ち、その中で新たに生き動き始めている。「写真とは」と大人は考えさせられる。「撮っている」という意識もないのかもしれない。
選ばれたのは光の写真だが、人が写っている写真も奥深くいいなと思った。
他にさくらんぼが浮いている印象深い緑のソーダ水の写真は、「デザインしてくださいませんか」と低姿勢でうったえてくる何かを感じた。かわいらしい写真と思った。
■担当編集者:コメント
吉川然さんはいくつかの写真を応募してくださいました。印象的な写真がいくつかあったのですが、
実は、今回選ばれたものは最初、抽象的すぎると感じていました。
ですが、最終選定にあたり、カバーデザインラフを見た瞬間、圧倒的な格好良さにこれしかないと思いました。色とりどりの線が、青春の儚さや熱さ、恐ろしさなどを想起させられ、本作の世界観を見事に体現しているように思いました。カバーでは写真が大胆にトリミングされているので、この発表ページでご応募いただいた状態のものも御覧いただければと思います。

たくさんのご応募
ありがとうございました。

■橋爪駿輝『楽しかったよね』について
ふとしたことから引きこもりになってしまった男子高校生。
生徒のいじめを見て見ぬふりしてしまう高校教師。
自分の気持ちに素直になれない女子高生――退屈すぎる日常を生きる彼らの、青春群像劇。
【橋爪駿輝(はしづめ・しゅんき)】 1991年生熊本県生まれ。横浜国立大学卒業。現在は都内企業に勤務。
執筆は高校生の頃から始め、2017年『スクロール』でデビュー。
■本づくりプロジェクトとは!?
本づくりは楽しいです。読者の気持ちを想像しながら、あれこれと様々なパターンを検討しては消去し、細部を詰めていきます。もちろん最終形はひとつだけ。プレッシャーはありますが、編集者で幸せだなあと、いつも思います。そんな幸せを皆様と分かちあう本企画を始めてみます。ぜひ、ご参加ください!
■応募に関する注意事項※応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
  • ・応募受付期間:3月30日(金)~4月20日(金)
  • ・1回の応募につき写真を1枚応募できます。複数の場合は改めてご応募お願いいたします。
  • ・選考は著者・編集部・デザイナーで行います。・応募写真は解像度350dpi以上、jpg・tiff・psdファイルでお送りください。
  • ・カバー表1は天地188mm×左右132mmを予定しています。
  • ・写真の最大データサイズは200MBです。
  • ・ファイルはZIPで圧縮してアップロードすることをお勧めします。
    ※拡張子がexeのファイルはアップロードできません。
  • ・作品の選考結果発表/講評については、編集部のスケジュールと方針で運営いたします。
  • ・応募された方の個人情報は厳重に管理し、本企画遂行および許可を得た使用目的以外に利用することはありません。
  • ・本企画遂行のため、各編集部から直接メール・電話・郵便等の方法によって連絡をとらせていただく場合がございます。
  • ・応募作品が他者の著作権を侵害すると判断した場合は審査対象から除外いたします。
  • ・採用された写真には原稿料5万円をお支払いし、2018年に刊行される『楽しかったよね』のカバーに掲載いたします。
  • ・採用された作品の出版権、上映・上演権、映像化権等諸権利は当社(講談社)に帰属するものとします。
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